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作業風景

石碑・接合面の重要性

 石常竹田石材店では、地震対策として石碑の接合面施工の重要性を意識しています。
 阪神淡路大震災を経験したからこそ、目に見えないところに気を配り、安全で丈夫なお墓を建てることに取り組んでいます。
 近年では接着剤を用いて接合面を施工する石材店も多い中、当店では、石碑の接合面をノミで荒らしモルタルで据え付けすることにこだわっています。なぜなら、実際に震災のあった現場を見た時、ノミで荒らしモルタルで据え付けたお墓の方が接着剤を用いたお墓より崩れているところが、少なかったのを目の当たりにしているからです。
 モルタルと一言で言っても気候によって砂とセメントの配合を調節し、手間を惜しまず目に見えない所にこそ気を配り、丈夫で長持ちするお墓を建てることに取り組んでいます。
 経験から、接着剤も施工後10年以内なら効果はあるようですが、長い目で見ると耐用年数にも限界があるように感じます。そのことからも、当店では、石碑の接合面をノミで荒らしモルタルで据え付けるという作業を重視しています。

接合部の叩き作業

石碑の接着部分をノミで叩き、石と石の接着力を強化させます。

この叩き作業により、接着力、安全性がグンと向上します。

文字彫刻

当店では、専門の職人が彫刻済みの方の字体に合わせて文字をお書きします。

自社工場にて、丁寧に真心こめてお彫りします。

古いお墓の文字の彫り直しは職人の技です。

デザイン彫刻

当店では、デザイン彫刻にも力を注いでいます。お客様の声を大切に様々なご要望にお応えできる限り取り組んでおります。

デザイン彫刻はサンドブラスト加工後、さらに手作業にて丁寧に仕上げていきます。

水鉢作製

お線香を立てる部分を作成しています。

家紋の彫刻をサンドブラスト加工した後にさらにノミで叩いて仕上げます。

納骨口の作成

納骨口(お骨を入れる入り口)がないお墓の下台を切削機を使い、下台に何本も切り込みを入れ、納骨口を作っていきます。

切削機にて加工した下台をオシキリとノミを使って石を落としていきます。

グラインダーにて納骨口を整えます。

花筒の穴あけ加工

ステンレスの花筒を入れる為に花筒の穴を大きく深くします。

花筒の横に、水抜き用の穴をあけます。

汚れを研磨します。

お墓の磨き直し作業

工場内での研磨作業。

墓所内での研磨作業。